「Kindle出版で週末作家になる2」(プレビュー)

 Amazonサンプル版と同じ10%を掲載しています。

 

Amazonキンドルストアで販売中の電子書籍「Kindle出版で週末作家になる」の第二弾。

2013年8月に出版した作品です。 

 

Kindle出版で週末作家になる 2

 


 

【目次】

第一章 KDPの人柱としてのレポート

無名の個人作家が後ろ盾もなく完全ゼロからスタートした結果

ごめん、前作で勧めた「パブー」と「ライブドアブログ」ナシ。今は一太郎一択

つまらないことで筆を折らないために〜ソーシャルメディアは危険地帯

やはり宣伝は大変。KDP作家にとって一番頼れる宣伝方法は?

「テンプレ回答はイヤン」KDPサポートから適切な回答を引き出すテクニック
 

第二章 「売る」ために色々と考えてみたこと

なぜ私は「100冊出版」を目標に掲げたのか?「あのビジネスモデル」で収益が出ると予想

短編とショートショートがこれからイケそうと思った理由

電子書籍の値付けについて。「99円」はあくまで入り口商品

「損して得取れ?」無料キャンペーンの適切な日数は?

Amazonのサジェスト機能に乗っかる方法

新刊を定期的に出すことで、既刊も「友釣り」できることに気づいた

「あとがき」の重要性。電子書籍の最終ページで売上が変わる

 

第三章 売れているKDP作家さんを観察してみる

ひと月300万円の売上を叩きだした鈴木みそ氏の売り方を観察。ポイントはシリーズ化?

一万部を突破した、ビジネスパーソン系作家もりぞお氏のマーケティング術

無料キャンペーン5日間で6000部叩きだした吉野茉莉さんの実力

地味〜に売れてる? 半年で14タイトル出版、月収4万円以上確保の桜風涼氏

KDP作家のヘッドハンティングが始まった? 東京創元社から書籍化デビューの十市社氏 

 

第四章 案外誰も話題にしていない海外市場ってどうよ?

今、最もホットなジョニー&ショーン&デイブのSelf Publishing Podcast

今、一番知りたい宣伝・売り方ノウハウ本で注目を集めているデイビッド・ゴーハン氏

1日9000部売れる米国KDP界のシンデレラ。アマンダ・ホッキング氏のその後

海外電子書籍作家の共通認識「表紙大事だよね」「Facebookイラネ」

分母が大きい分だけ埋もれることを実感。海外向けに出した写真集はコケました

 

第五章 週末作家としての雑感

売上にこだわる理由は、それが「実績」だから。「実績」がないと発言力もない

「作家になりたい人」は山ほどいるのに、最後の一文まで書ける人が少ない現実

一度はやってみたい「ホテルに缶詰」。お金にヨユーのある人はぜひ

新人賞なんてクソ食らえの時代がやってくる

あとがき


 

 

一章 KDPの人柱としてのレポート

 

無名の個人作家が後ろ盾もなく完全ゼロからスタートした結果

 

 

 「Kindle出版で週末作家になる」を上梓してから半年が過ぎ、私はKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)で4作を出版した。知名度も後ろ盾もない一般人が、KDPでセルフパブリッシングした結果、どうだったのか。おそらく、あなたはいの一番にそれが知りたいのだろうと思う。

 前著で「1年間で5千部くらい、売れたらいいなあ」という妄想と、「売ってみたら5部も売れないかもしれない」という不安の間で揺れる気持ちを語ったが、現実はその中間地点に落ち着いた。つまり、「5千部は厳しい」けれども「毎月5部以上は売れる」という辺りである。なお、私はブログとホームページしか持っておらず(しかもさほど力を入れていない)、ソーシャルメディアでは宣伝していない。だが、宣伝に力を入れなくても、有料で毎月コンスタントに売れる結果となった。

 無料キャンペーンにおいてはその限りではなく、Kindle情報まとめサイトの巨頭「きんどるどうでしょう」さんに、運良く取り上げていただいた場合、数日で数百ダウンロードくらいは軽く捌けるようになっている。私のこれまでの感触では、一日百ダウンロード以上になると、Amazonの無料トップ20位以内にランクインできるようである。また、「Amazon ベストセラー商品ランキング」の順位については、売上げゼロが続くと一万位以下になるが、一日一冊売れるだけで一気に五千位にランクインできる。数冊売れれば二千位程度で、カテゴリ別ではトップ100位もあっという間。ただし、上に上がるほど、順位が上がりにくくなる傾向がある。

 ランキングの上がり下がりについては、あなた自身が出版した時に実感できるようになるだろう。KDPレポート画面の「今月の販売数」をリアルタイムで確認しつつ、Amazonでのランキングをチェックすればいいだけの話である。やってみると、KDPレポートをチェックするのがやみつきになること、うけあいである。

 収入的な意味において売上はまだまだであるが、「全く相手にされていない」状態でもないので、潜在的な伸びしろを感じる。なお、私は売れていない方のKDP作家だが(今のところペンネームが名前負けしている)、売れているKDP作家さんは数千部から一万部突破が普通になりつつある。彼らの話については、他の章で取り上げる。

 意外だったのが、売上げゼロを覚悟して出版した小説が、案外売れることだ。インターネット上では個人のオンライン小説が多数、無料で掲載されており、素人作家の小説に対して「お金を払ってでも読みたい」という層がいるかどうか予想できなかった。

 だが、素人小説であってもKindleという包装紙でパッケージすると、あら不思議。「お金を払ってでも読んでくれる」読者が存在したのである。Amazon様が用意してくれているマーケットに乗せるだけで、あなたが書いた小説や実用書が、金銭的な価値を得るのだ。もし、あなたが何らかのコンテンツホルダーである場合、そのコンテンツの内容が古くならないうちに、KDPでさっさとマーケットに出すべきだ。コンテンツを保有しているだけでは、宝の持ち腐れであり、時間が経つにつれて機会損失しているも同然だからである。

 もう一つ、KDPに参入すべき要素として、KDP界(と言って良いのかわからないが)が次のステージへ移行しつつある空気を感じるからである。一定数の参入者、その中からさらに継続して出版できる者がふるい分けられる。中には出版社からヘッドハンティングされる作家も出てきた。

 そして、出版社がようやく重い腰を上げて電子書籍化を推進し始めた。出版社は大量のコンテンツホルダーであり、所詮、個人作家が物量・質的にタイマンで勝てる相手ではない。

 だがしかし。出版社が電子書籍事業に本格的に参入するのは、個人作家にとっても良い傾向である。なぜなら大手が本腰を入れる以上、電子書籍の便利さや有用性を知るユーザーが自然に増え、電子書籍の読書人口の底上げに繋がるからである。簡単に言うと、紙の本しか読んだことがなかった人が「電子書籍って、結構いいじゃん」と、電子書籍そのものに目を向けてくれることで、あなたが出版したKDP本が目に留まるチャンスが増えるのだ。

 当然ながら、出版点数が多いほど、ユーザーの目に留まりやすい。来るべき電書読者人口のピークに向けて、今からできるだけ出版しておくべきだ。本を書く、本を作るという作業は、一朝一夕にはできない。ある程度まともな内容の本を出そうと思った場合、個人が出版できるのは、年間で十冊前後が限界だろう。

 今から予言しておくが、将来もし「電子書籍が爆発的に売れています!」という時代がやってきた時に「KDPをやってみようか」、と思っても時既に遅し。どんなビジネスも、流行になってから乗っかるのでは利益が薄いのである。フロンティアを開拓した先行者には、失敗から得たノウハウの蓄積もある。後発組は楽な道を歩んでいる分だけ、不利なのだ。

 既得権益が揺らいでいる今この時こそ、先行者利益を享受するチャンスである。「我こそは」という方は、先行者でいられる間に、KDPで週末作家デビューされるよう、強くお勧めしたい。迷っている方は、私の人柱としてのレポートをお読みいただき、「こいつができるなら、自分にもできそうだ」と、自信を深めていただくとよろしいと思う。

 

 

ごめん、前作で勧めた「パブー」と「ライブドアブログ」ナシ。今は「一太郎」一択

 

 KDPでできるだけ楽に出版する方法として、前作で「ライブドアブログ」と「パブー」をお勧めした。実は、前作の出版直後に、「一太郎 2013 玄」が縦書きOKの電子書籍の書き出し機能を発表し、私は「しまった!」と思ったのであった。

 「一太郎」は「Kindle(mobi)」形式保存に対応していたので、早速購入して使用したところ、「これが一番いいわ」という結論に達した。「ライブドアブログ」も悪くはない。だが、これから多数の著作を出版しよう、と考えているなら「一太郎」を購入した方がいいと思う。

 なお、「パブー」は前回お勧めしておいて本当に申し訳ないが、Kindleストアと比べてはるかに売れ行きが悪く、外部ストア機能を使ってKindleストアで販売したとしても使い勝手が悪い。

 私の知人が「パブー」のプロ版で外部ストア機能を使ってKindleストアでも販売してみたが、自分で直接ストアにアップロードできないため、反映に時間がかかることと、修正したくてもパパッと行えないあたりが全然使えない、と嘆いていた。KDPを利用するのための登録や手続きは面倒だが、自分自身で直接管理できる方がやはり便利なようだ。

 また、これから「一太郎」を購入する方には、「プレミアム」がお勧めである。「感太」は正直意味不明な機能だが、「詠太」は使える。「詠太」の読み上げ機能はかなり正確で、耳で自分の作品を聞くのも面白い。

 そして「プレミアム」をお勧めしたい最大の理由は秀英体フォントだ。百年の歴史を誇る「秀英体フォント」は美しい。私は購入前に、ジャストシステムに電話をかけて「電子書籍の出版を目的に一太郎プレミアムを購入しようと思っています。その際、秀英体フォントを電子書籍で使ってもOKですか? プレミアムを購入することで、秀英体フォントのライセンスがもらえる、という認識でいいんでしょうか」と確認したが、あっさりと「はいー、いいですよ。左様でございます」と、なんでそんなわかりきったこと聞くの? くらいの勢いで回答された。

 その後、似たような質問が多数来たのか、ジャストシステムのサポートで公式に、無償、有償を問わず「搭載フォントを固定型のEPUBファイルに埋め込み、電子書籍として不特定の範囲に配布する」ことを許可する旨が、掲載された。念のため、あなたが秀英体フォントを使用する際は、該当のページで許諾範囲を確認しておくよう、お願いする。

 ただ、「一太郎」もまだ発展途上な部分はあり、パーフェクトではない。たとえば、「一太郎」でmobi出力すると、なぜか目次が二重になってしまうのである。したがって、重複を避けるためにあえて目次を作成せず、目次にしたい見出し部分を目次行設定で選択しておくだけで十分だ。(私は大見出しで見出しを選択している。これが本当に正しいのかは不明)

 ほかにも、縦中横設定など、「やってみて、初めてわかる」お困り部分が出てきたので、これから「一太郎」を利用するあなたのために、何点か注意事項を書いておく。

 なお、私は「一太郎」を利用するのが今回が初めてで、初心者である。そのことを踏まえた上で参考にしていただきたい。

 

お試し版はここまでです。


 

 

「Kindle出版で週末作家になる2」のお試し版でした。

 


Kindle出版で週末作家になる 2

 

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【本文のコピペ利用、流用はおやめください。著者が大変悲しみます】

 

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